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■2/28(金)までの工事報告

2/25(火)から始まった大桃建設工業さんによる紅葉庵の蔵の工事が2/28(金)までにここまで進みました。蔵の土壁や上部の立派な梁(はり)が見えなくなるのは残念ですが、保健所の指導なので仕方がありません。

さらに、設備移設担当の玉川エンジニアリングさんも2/27(木)、平出油屋で、木製の昇降機(ナタネをエレベーターのように運び、圧偏機(ナタネをつぶす機械)に入れる)の解体作業をしていただきました。

残念ながらこの木製昇降機は移設できないため、安い完成品をみつけて購入(154,705円)しました。

また、先日解体した焙煎炉のレンガは玉川エンジニアリングさんの工場で、再利用に向けてひとつずつきれいにしていただいてます。根気のいる仕事、ありがとうございます。

2025/3/2記

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■2/25(火)、蔵の改修工事が始まりました!

大雪で遅れていた紅葉庵の蔵の改修工事が、本日2/25(火)大桃建設工業さんによって始まりました。まずは壁の改修。石膏ボードを張るための下地作りからです。

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また、平出油屋の方でも玉川エンジニアリングさんによって焙煎炉の解体工事が行われました。焙煎炉の復元組み立ては、僕がやることになっているので、組み方がどうなってるか朝から見学しビデオ撮影していました。耐火レンガの施工方法について勉強中です。

経費節約のために耐火レンガを再利用するので、レンガひとつひとつに番号をつけながらの丁寧な作業となります。

積み込みも丁寧です。

レンガを外して、上から4段目になってます。煙道の様子がよくわかります。

焙煎炉の解体工事は明日までかかります。

2025/2/25記

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■2/21(金)、古民家の工事のため除雪

いよいよ古民家(紅葉庵)の蔵で工事が始まるのに先立ち、2/21(金)、大桃建設工業さんにより除雪が行われました。2月の数度にわたる大雪で紅葉庵には60cm以上の積雪。屋根からの雪で雪山のところも。クルマを停めるところもないので、除雪からの作業です。

1日がかりでした。

左側が搾油工場にする蔵で、明日2/25(火)より着工の予定です。

2025/2/24記

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■福島民友新聞に連載中です

2/17(月)から、福島民友新聞(福島県の地方紙)のマイストーリーというコーナーに、僕、小原直樹の誕生から平出油屋プロジェクトまで全12話の連載中です。今日が6話目。来週月曜から7話が始まります。写真は初日の1面に載った告知です。カッコよくない話も多くて恐縮ですが、ご覧ください。Googleドライブの共有フォルダに順次アップしています。以下のリンクからどうぞ。

マイストーリー フォルダ

2025/2/22記

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■昨日2/10、平出油屋の床の解体工事(第1次)をしてもらいました

会津の大雪もやっと収まってきた昨日2/10(月)、O社(大桃建設工業)さんに平出油屋の床の解体工事(第1次)をしてもらいました。今回は、設備の搬出の前に半分床に埋まっている玉締め機の下の様子を確認するためです。床下はコンクリではなく土でした。

設備の搬出後、第2次解体工事で床をきれいに取り除く予定です。

玉締め機の足も土に埋まっている状態が確認できました。次回は、土を取り除き、さらに下の状態を確認することになります。今後さらに長持ちしてもらうには、玉締め機をサビ落としして塗装した方がよさそうです。

プロジェクトの費用全体の見積もりはまだ出来ていませんが、確定した作業から順次発注している状況です。新たに購入する備品のうち、中古品を探したりして費用を抑える努力をしていますので全体見積もりが確定していません。しかし、頑張っても予算をかなりオーバーする見込みです。詳しくは改めてお知らせします。

2025/2/11記

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■2025/1/21(火)~1/22(水)、焙煎釜の解体調査を行いました

2025/1/21(火)~1/22(水)、設備移設担当のT社さんが、焙煎釜の解体調査を行いました。焙煎釜は、上部の鉄製の釜と撹拌機構(まんべんなく炒るためのまぜる仕組み)、下部の耐火レンガでできたの部分からなります。薪で焙煎する関係で、中の構造(煙道)を正確に把握する必要があるため、上部の撹拌機構を取り外し、耐火レンガ上部のモルタルを手作業で除去。モルタル内部に鉄骨が入っているため、非常に頑丈で、大変な苦労をしていただきました。

炉の上部のモルタル除去作業

モルタルをきれいに除去したあと、釜を吊り上げ。

釜を吊り上げる
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二日がかりで、やっと見えた炉の内部構造。かなり複雑な形状です。

やっと炉の内部構造が見えた

現在、耐火レンガにアスベストが含まれてないことの検査中で、含まれてなければ、耐火レンガをきれいに解体し、できる限り再利用する方向で移設を検討しています。

耐火レンガを再利用できるかどうか、などのことが確定しないと焙煎炉移設費用の見積もりが確定しませんがもう一息です。

2025/1/22記

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■12/23(月)、保健所に事前相談に行ってきました(3回目)

12/23(月)、会津保健所に3回目の事前相談に行ってきました。2回目の事前相談でのアドバイスと、工務店のO建築会社さん、設備の移設担当のT社さんとの打ち合わせに基づき、配置が変更になったためです。

搾油施設は、蔵(上記図面左側)とそれに付随する下屋(右側)からなりますが、2回目のときの配置図では、下屋に焙煎器を配置していました。平出さんが、薪で焚く焙煎釜は夏は暑くなるので、別室の方においた方がよい、とアドバイスしてくれたためです。しかし、下屋の屋根は低いために煙突をどのように設置するかという問題が出て、蔵の内部(上記図面①焙煎器)に変更することになりました。

また、蒸気ボイラーは、薪で焚く方式や廃食油を利用したものなどを検討しましたが、非常に高価になることがわかり、結局、電気ボイラーを採用することになりました。この古民家では、すでに会津電力(株)の再生可能エネルギー由来の電気が来ており、引き続きそれを利用します。コンパクトなので、これも蔵内に置くことにしました。上記図面では、④蒸しのところになります。

結局、食品加工(搾油)関係はすべて蔵内に収め、下屋は、食品ではない油粕の粉砕などになりました。そのため蔵内のみ天井、耐水性の壁(石膏ボード)を張り、食品衛生法上の対応を取ることにしました。

このような変更を保健所で確認してもらい、問題ないということで、事前相談は終了しました。あとは施設完成後、営業開始前に営業許可申請を提出することになります。

移転作業の実務の方は、焙煎器の新規製造方法の検討、焙煎器からの煙突と取付方法の検討、油圧ユニットのメーカーに作動油(油圧機構の中の油)をナタネ油にする場合のテストの依頼、などを工務店のO建設会社さん、移設作業をお願いしているT社さんにお願いしています。これらの検討が終了して初めて移転計画と見積もりが確定することになります。

2024/12/27記

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■昨日12/9(月)、T社に玉締め機のパッキンと焙煎釜の調査をしてもらいました

昨日12/9(月)、機材の移設をお願いしているT社(会津若松)に、玉締め機の油圧シリンダに使用されている馬の革製のパッキンを確認するための取り外し作業をしてもらいました。馬の革のパッキンを製造しているところは今はないため、牛の革で製作してくれる業者さんに確認してもらうためです。玉締め機の上部についている「玉」を外し(かなりの重さ。30Kg以上?))、上下するシリンダロッドを抜き取り、油圧に使われている菜種油をくみ出して、シリンダにはめ込まれているパッキンを外すという面倒な作業で、数時間かかりました。

並行して、ナタネを薪の火で炒る焙煎炉を調査するために、一部を解体する作業もしてもらいました。長年の加熱のためか、上部のコンクリートが非常に硬く、ごく一部の耐火レンガを外すことしかできませんでした。次回はさらに強力な機材を用意して再度解体作業をすることになりました。同じものを製作するためには、内部のつくりを確認する必要があります。

2024/12/10記

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■11/19(火) T社さん、玉締め機のパッキン交換のための下見

今週火曜日(2024/11/19)、移設担当のT社が玉締め機の下見をしてくれました。玉締め機のピストンロッド(上の写真の矢印)の下の部分に油漏れを防ぐための馬の革製パッキンがついていて(下図参照)、それを交換する必要があります。もともとの馬の革製パッキンを作っていた専門業者は廃業したため、T社の担当者が牛の革製のパッキンを作ってくれる業者を見つけてくれました。寸法などを測るために今ついているパッキンを確認する必要があり、ピストンロッドを抜くための下見でした。

ピストンロッドを抜くための手順と機材がわかったので、次回実際に作業することになります。このような確認がすべて完了後、移設費用の見積もりを作成してもらうことになります。

2024/11/22記

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■「喜多方市議会だより」で紹介されました

「喜多方市議会だより」(2024年11月号)で、とうふ屋おはらと平出油屋プロジェクトが紹介されました。
本文が見開きになっているため、見開きで見る閲覧用PDF と各ページごとの印刷用PDFを用意しました。

閲覧用PDF(本文見開き)

印刷用PDF(各ページ)

2024.11.17記