に投稿

■4/20(日)~4/26(土)、焙煎炉組み立て中

4/20(日)~4/26(土)の期間は、主に焙煎炉の組み立てでした。

4/21(月) 焙煎炉に鉄釜を設置

レンガが11段目まで完了したところで、鉄釜を載せました。玉川エンジニアリングさんのご協力により、準備に半日以上かけての大仕事でした。

まず、釜の周囲にくるレンガを並べてみます。

慎重に鉄釜を移動します。

見事ピッタリと載りました!

この日は、玉締め機の油受けの裏面の汚れを落として塗装もしました。長年の汚れを落とすのが大変でした。

4/23(水) 焙煎炉の13段めまで完了

しかし、15段まであと2段残して豆腐屋の臨時休業も終終了。あとは仕事の合間に少しずつ仕上げていきます。

2025/4/27記

に投稿

■4/13(土)~4/19(土) 焙煎炉、ボイラー、煙突などの工事

4/13(土)から4/19(土)の間に、焙煎炉の組み立ての続き、ボイラーの設置工事、焙煎炉用の煙突の屋根部分の工事、玉締め機のパッキン取り付け、など沢山の工事がありました。作業別に報告します。

ボイラーの設置工事 4/14(月)~4/15(火)

ナタネを蒸すための蒸気ボイラーの設置工事が行われました。豆腐屋でいつもお世話になっている埼玉の業者さんが、状態のよい中古品を持ってきてくれました。

ボイラー用の煙突工事

ボイラーの設置完了 奥からボイラー本体、軟水器(水道水からミネラル分を除去)、灯油タンク。蔵の隣の下屋に設置してもらいました。

引き続き、蔵への蒸気管の引き込み工事

4/15(火)に全て完了。下はナタネを蒸す土台です。

焙煎炉用の煙突工事 4/16(水)~4/17(木)

焙煎炉に取り付ける煙突の屋根部分の工事が行われました。屋根を貫通させるのが大変です。

おしゃれな煙突トップ(最上部)がつきました。下は焙煎炉ができてから。

玉締め機にパッキン取り付け 4/17(木)~4/18(金)

玉川エンジニアリングさんにより、玉締め機に新しく新調した牛革製のパッキンを取り付けてもらいました。常温ではプラスチックのようにカチカチなので、温めた菜種油に入れて柔らかくします。

玉締め機のシリンダ(筒状の部分)にパッキン取り付け。

焙煎炉組み立て 4/13(土)~4/19(土)

4/13(土) 4段目 灰取りの入り口を取り付け

4/17(木) 9段目 薪をくべるところが完成

4/19(土) ぐるぐるしたへこみは、煙道です。11段目完成。この上に釜を載せて、まわりを埋めるようにレンガを積んでいきます。

2025/4/20記

に投稿

4/12(金)、玉締め機を塗装しました

4/12(金) 玉締め機の塗装

玉締め機のサビを防ぎ、長持ちさせるために塗装してもらいました。

同日 焙煎炉組み立て 3日め

4/11(木)に、途中で設計変更したこともあり、思ったようにはかどりません。

3日めで、何とか2段目が終了しました。あと13段。外側には新しい耐火レンガ、内側には平出油屋さんで解体したレンガを使用しています。

2025/4/13記

に投稿

4/7(月)から豆腐屋を休業して油屋工事

4/7(月)から4/23(水)まで豆腐屋を臨時休業にして、僕も油屋工事に入ってます。

4/7(月) 圧偏機オーバーホール見学

2年以上使われていなかったためナタネをつぶす圧偏機が固まってしまい、玉川エンジニアリングさんにオーバーホールをお願いしています。

これは元の姿。

以下は、分解した様子です。こびりついたナタネや油をきれいに掃除していただき、塗装もしてもらいました。分解清掃に大変な苦労があったということです。

ローラーの軸がすり減っていて、本当は修理が必要なのですが、専門業者に修理に出すと1本あたり20万円程度の費用がかかるということです。3本あるので60万円ぐらいになってしまいます。とりあえず、修理せずに組み立ててもらい、動かしてみてから判断することにしました。

4/8(火) 玉締め機の清掃 焙煎炉設置の準備

玉締め機を長持ちさせるため塗装しようと思っていますが、その前に100年にわたってこびりついた油の膜やさび落としの下処理に一日かかりました。下は、煙突屋さん、玉川エンジニアリング、大桃建設工業さん3者による、焙煎炉の位置決め作業です。煙突を屋根から出すので、梁にあたらないように慎重に確認しました。

4/9(水) 入口周辺の塗装と焙煎炉組み立ての準備

塗装屋さんによって、入口周辺の塗装が行われました。

4/10(木) 焙煎炉組み立て 1日め

やっと準備もでき、耐火レンガを組み立てを始めました。耐火モルタルという耐熱性の特殊で高価なモルタルを使います。初めての作業なので、慣れるまで時間がかかります。豆腐屋はレンガ屋に挑戦です。電気工事も進み、照明がついたので助かりました。

1日がかりで、やっとここまでできました。1段目が完了しませんでした。全部で15段あります。

2025/4/11記

に投稿

■3/31(月)~4/3(水)、搾油設備の移動が完了しました!

3/31(月)、玉川エンジニアリングさんと協力会社によって、搾油設備の搬出・搬入作業が始まりました。

1日め、3/31(月)

初日は、油のビンや缶への充填用タンクなどかさばるものを中心に運び出しました。玉締め機の搬出の準備のための予行演習も行われました。

紅葉庵に搬入。

2日目、4/1(火) 

いよいよ、ご神体の玉締め機の移動です。吊り上げ用の枠を設置して、チェーンブロックで慎重に吊り上げます。

ゆっくりと運び出します。

クレーンで吊り上げる準備をします。

クレーンでトラックに積みます。

玉締め機3台を積み込み、紅葉庵へ。

1台ずつ、チェーンブロックを使って慎重に降ろします。

1日がかりで、3台の玉締め機の搬入が無事完了しました。右下に見える丸いのは、ナタネを炒る鉄釜です。

3日め、4/2(火)

残りの大型機械を移動しました。

紅葉庵へ搬入。

これで、主な設備の搬入完了。作業にあたってもらった皆様、本当にご苦労様でした。

来週から、搬入した設備の組み立てが始まります。僕は豆腐屋を2週間臨時休業して、ナタネを炒る焙煎炉の組み立てなどに取り組みます。耐火レンガを積んだことはないので、うまくいくかどうか心配です。

2025/4/5記

に投稿

■3/27(木)、オーバーホールのため圧偏機を搬出しました

ナタネをつぶす圧偏機が、数年間使われなかったために油が固まり動かなくなってしまいました。オーバーホールのために、玉川エンジニアリングさんにより一足早く搬出していただきました。

500Kgほどの重さがあり、おおがかりな作業となりました。

3/31(月)より、他の設備の移設が始まります。

2025/3/29記

に投稿

■3/18(火)~3/19(水)の工事状況(内部塗装と水道工事)

3/18(火)~3/19(水)、蔵の内部塗装がほぼ完了しました。土蔵の中とは思えません。

同時並行で、水道工事も行われました。蔵には上下水道がきていなかったためです。景観を守るために、新たに引く電線も水道とともに地下に埋設されます。

3/26(水)から、床のコンクリートの流し込み(上塗り)をして蔵の工事は大体完了です。

2025/3/21記

に投稿

■3/12(水)~13(木)、玉締め機掘り出し工事

平出油屋さんの床をはがし、玉締め機の下部を調べたところ、コンクリで固めてあることがわかりました。そのため、今後運びだすためにコンクリ斫(はつ)り工事が、3/12(水)~13(木)の両日、大桃建設工業さんによって行われました。

当初は、玉締め機に長い脚がついていて、その下のコンクリの上に立ち、間を土で埋めてあるという想定でした。

ところが少し掘ってみると、脚は短く、コンクリで固めているということがわかりました。

そこで、玉締め機が倒れないように注意しながら、下のコンクリを斫る工事になったというわけです。

玉締め機を取り出すのもなかなか大変です。

無事工事が完了しました。これで搬出が可能になりました。

2025/3/14記

に投稿

■昨日3/1(土)、福島民友新聞のマイストーリーが完結しました(全12話)

昨日3/1(土)、福島民友新聞に連載されていた全12話の
豆腐屋の「マイストーリー」が完結しました。
印刷した方が読みやすいという方向けに
PDFの全12話の一括ファイルも作りました。

以下のフォルダの中の「一括印刷用」
フォルダの中にあります。
A4判なので、縮小されてます。

https://drive.google.com/drive/folders/19-VWb52i2684HoDPB_a2klRw5Jj8yelW?usp=drive_link

平出油屋プロジェクトは第11話で登場します。

2025/3/2記

に投稿

■2/28(金)までの工事報告

2/25(火)から始まった大桃建設工業さんによる紅葉庵の蔵の工事が2/28(金)までにここまで進みました。蔵の土壁や上部の立派な梁(はり)が見えなくなるのは残念ですが、保健所の指導なので仕方がありません。

さらに、設備移設担当の玉川エンジニアリングさんも2/27(木)、平出油屋で、木製の昇降機(ナタネをエレベーターのように運び、圧偏機(ナタネをつぶす機械)に入れる)の解体作業をしていただきました。

残念ながらこの木製昇降機は移設できないため、安い完成品をみつけて購入(154,705円)しました。

また、先日解体した焙煎炉のレンガは玉川エンジニアリングさんの工場で、再利用に向けてひとつずつきれいにしていただいてます。根気のいる仕事、ありがとうございます。

2025/3/2記